Case Study

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画像加工アプリケーションのフルリニューアル

約300画面を超えるアプリケーションUXUI改善

STEP 1

課題や改善点の把握

iOS/Androidの画像加工アプリの大規模リニューアルに携わりました。

このアプリは、写真の選択/加工・編集/保存/印刷・注文が出来きますが、改善前の状態ではメニューの数が多く、操作が複雑になっていたことや、写真の選択や加工が直感的ではなく、注文へのフローに辿り着きにくいなど操作性の課題が多々ありました。また見た目もひと昔前のデザイン(色数が多い、光沢感のあるボタン、余白の少ないレイアウト)となっていたことから、デザイントレンドを意識した改善が求められていました。

課題や改善点の把握

STEP 2

改修の優先順位を決める

今回のリニューアルでは、メニューの統合・遷移のシンプル化、デザイントレンドを考慮したビジュアル改善など、細かい要望も含めると約500件の課題が挙がりました。
メニュー構造の見直しなど、画面遷移全体に関わる重要な課題を最優先とし、全ての課題をエクセルでリスト化しました。

対応状況を弊社とクライアントで抜け漏れないように管理。定例ミーティングを週1で開催し、課題に対する進捗をチェックできる体制で進めました。

改修の優先順位を決める

STEP 3

ユーザー中心のデザイン設計

ホーム画面は課題が多く、特にスクロールが必要だとコンテンツをページ下部まで見てもらえない状況でした。
そのためファーストビューにこだわり、特典の表示位置や、注文前の加工編集の状況がわかり、ワンタップで次のステップに辿り着くように何度も微調整を繰り返し、最適な改善案を検討しました。

また操作手順に迷わないように、ワーディングにもこだわり、ユーザー中心のアプローチで使いやすさを向上させるUXデザインを行いました。

ユーザー中心のデザイン設計

STEP 4

統一感のあるデザイン展開

操作性の改善と共に、見た目の洗練さも重要です。
ビジュアル面は、親しみやすい表現になるよう明るく暖かみのある色合いにしました。
ボタンやテキストのサイズ、カラーリング、レイアウトの統一などにもこだわり、デザインガイドラインも用意しました。
これにより画面数が多くても、統一感のあるデザイン展開ができました。

統一感のあるデザイン展開

本プロジェクトでは、約300画面のデザイン制作を、5名のスタッフ(ディレクター1名、デザイナー4名)で半年かけて進めました。多くの関係者とコンセンサスを取りながらの作業でしたが順調に進めることが出来ました。このようにスナップは、大規模な改修においても、柔軟に対応できるノウハウを持っています。アプリのデザイン開発に関してお困りのことがございましたら、ぜひご連絡ください。